ここ数年、フロッグの釣りを楽しまれる人が増えたと思うのですが、僕もその内の一人です。
現在では専用のタックルやフロッグが各社からリリースされていますが、今迄フロッグの釣りには興味が有ったけれどもまだトライした事が無いという方は、先ず手持ちの7フィート前後でMHからHクラスのロッドにPEライン(50~65Lb前後)を巻いたタックルでとりあえずフロッグを投げてみるという所からスタートされてみても良いかも知れません。
実際にフロッグの釣りをやってみると糸絡みの少ないガイドセッティングの必要性や、フロッグを動かし易くグラスやカバー周りからしっかりフックセットして魚を引き出せるタックル、そして動かし易くバイトを誘発しやすいフロッグなど自分の好みが色々見つかると思います。
さてこのフロッグ、他のルアーと比べて優れている点は何だと皆さん思われますか?

高いスナッグレス性能(これは反面、しっかりフロッグを喰って来ないと掛けづらいというデメリットも有り)、バスをスプークさせ難い着水音、生命感溢れるアクションなど色々優れている点が有りますが、僕はそのスナッグレス性を活かした『多彩なトレースコースが選択可能』というところにあると思います。
また通常のルアーを使う場合、自分の立ち位置から狙う場所を繋いだ直線上にある途中のカバーやストラクチャーの存在を気にしなければならない訳ですが、フロッグの場合は狙った場所にキャスト出来れば、伸縮度の少ないPEラインの特性を活かして離れた場所からでもしっかりアクションを付け、フックセットもしっかり出来る訳です。
普通のトリプルフックが付いたハードベイトを直接投げ込んだのでは釣りにならないハードカバー、ワイヤーベイトでは藻ダルマになってしまうようなソフトカバー、それらが複合したカバーなど、フロッグであればそのスナッグレス性とPEラインの強度を最大限に活かして大胆に攻める事が可能です。
つまりPEラインがあっさり切れてしまいそうなカバー以外ならキャストする場所を選ばないので、他のルアーがあまり投げられていない(=バスにプレッシャーがかかっていない)場所を大胆に攻められる事がフロッグの強みだと思います。

6月に入る頃には本格的なフロッグシーズンを迎えます。今迄トライしようと思っていたけれどもフロッグフィッシング未体験・・・という方は是非チャレンジしてみて下さい。ちなみに最後の写真は去年のもので、フロッグにバイトはあれど掛けるところまで辿り着けていません・・・頑張らねば!!(苦笑)
”テキサス特派員K”
先週の悪夢エリート・ブルショールズ戦を後にして、ミズーリ州テーブルロックに向った。テーブルロックでの試合は本当に久しぶりである。以前と会場が違うので、モーテル探しやらボートランプの確認作業をしなければ成らないのだが、ここ数年セントラルオープンに勇ましく挑んでいる伊豫部健さんが、この辺の地理確認や宿泊先の確保をしてくれていたので大変助かった。

テーブルロックはブルショールズレイクと隣同士にあることから、同じパターンが通用するのではないかという期待感を持ってオフィシャルプラをスタートさせた。
そう、先週に引き続き、ミディアムクランク中心の釣りである。テーブルロックといえば、この試合を想定して作成したRPMクランクMID-10を中心に、プラ初日からキッカーサイズが炸裂した。色々なクランクベイトを試したが、4 lb前後のキッカーは、ことごとくMID-10バイトに集中していた。カラーもトランスルーセント系や、セクシークローム、YMチャート、レッドクローと色々と試したが、圧倒的にレッドクローに分があるようだ。

その後のプラも順調に釣れ、非常に楽しみなセントラルオープン第2戦になる予感があった。

試合初日、RPMクランクMID-10と心中する覚悟でキャストするプランは出来上がっている。タックルは先週に引き続き
BL FM701MHFB+
ジリオンJD6.3である。
クジ運も良くファーストフライトを引き当て、後は釣るだけ。最初のエリアから3 lbと立て続けに5 lb弱を釣り、このMID-10レッドクローパターンが如何にテーブルロックのバスにマッチしているかが良く分かった。そして、試合でのリザーバー攻略用に自らデザインしたMID-10の釣りに、「してやったり」であった。その後もしっかりとウエイトを伸ばし、約180人中19位で初日を終えた。

2日目はラストフライトのため、初日19位であるにも関わらず、大きくエリアを変えて違う水域の川へのロングランにチャレンジする決意をした。そのエリアをプラで数時間釣ったところ4 lb~3 lbのクオリティーバイトが幾つかあり、トップ12、いや優勝に向けてジャンプアップを狙うなら必要と判断したのだ。しかしながら、それは見事な失敗に終わりノーバイト。
気を取り直し、戻りながらロック系の岬へのMID-10のランガンで10匹ぐらいのキーパーはキャッチし、36位入賞と順位は落としたが、先週の嫌な流れを断ち切ると共に、セントラルオープンランキングは13位と、ジャンプアップには成功したようだ。
この試合は順位以上に、優勝を狙えるコンセプトのルアーを作っていた、ちょっと前の自分に感謝です。カタログ落ちしていますが、店頭で見つけたら即買いですよ。
宮崎友輔