2013年バスマスター・エリートシリーズの最終戦となる第8戦が、ミシガン州レイク・セントクレアにて開催され、クラッシック出場を懸けた熱い戦いが繰り広げられました。前回に引き続き、カナダとの国境に位置する水域、また、五大湖の中の2つ、レイク・ヒューロンとレイク・エリーとも繋がっているレイク・セントクレアでの開催ということで、片道1時間以上もラフウォーターをドライブすることになった選手も多かったようです。
今回、ダイワプロチームからは何と、3名がトップ12入り。
第7戦を終えた時点でクラッシック圏外の41位に年間ポイントを下げてしまっていた大森貴洋は、毎日レイク・エリーまでロングドライブを決行。4日間のうち2日間20ポンド以上をウェイインし、トータルウェイト76ポンドで4位の好成績を収めました。その結果、年間でも27位に浮上し、クラッシック出場を決めました。
(Photo by B.A.S.S.)
レイク・ヒューロンでの釣りを選んだ清水盛三は、3日目に20ポンド11オンスのビッグウェイトを持ち込み7位で決勝へ。4日間のトータルウェイト74ポンド2オンスで、そのまま7位に入賞し、年間ポイントレース44位から31位に順位を上げてクラッシック出場権を獲得しました。
(Photo by B.A.S.S.)
ランディ・ハウエルは、初日20ポンド4オンスの好スタートを切って10位で決勝に進み、トータルウェイト71ポンド5オンスで8位に入賞。年間ポイント37位のクラッシック圏外から24位に上がって、クラッシック出場が決定しました。
(Photo by B.A.S.S.)
宮崎友輔は2日目に21ポンド5オンスのビッグウェイトを持ち込んだものの、3日間のトータルウェイト52ポンド6オンスと、惜しくも15位でトップ12入りならず。しかしながら年間で22位に上昇して、最終目標のクラッシック出場権獲得を達成しました。
(Photo by B.A.S.S.)
3日間15ポンド前後をウェイインし、2日間のトータルウェイト45ポンド13オンスで42位入賞を果たしたアンディ・モンゴメリは、年間ポイントでは56位に終わっています。
すでにクラッシック出場が決まっているイッシュ・モンローは、2日間のトータルウェイト29ポンド11オンス、58位で入賞は逃しましたが、年間11位で絶好調なシーズンを終えました。
これで、2014年2月にアラバマ州レイク・ガンターズビルで開催されるバスマスター・クラッシックには、ダイワ・プロチームからは5名が参戦することが決まりました。まだまだ時間はありますが、5名の活躍が楽しみです。