アメリカはフロリダ州・オーランドにて、バスマスーエリートシリーズ・クラシックを目指し、バスフィッシングに没頭している北嶋一輝と申します。
大森プロ、宮崎プロとご縁があり、この度Ultimate from USAにて記事を書かせて頂くこととなりました。尊敬してやまないお二人と同じサイトに参加させていただき、大変光栄です。フロリダ特有の釣りやトーナメント参戦の奮闘記などを通して、アメリカンバスフィッシングをお伝えしていければと思っております。よろしくお願い致します!
私がアメリカへの憧れを抱きだしたきっかけは、中学1年生のとき。大森プロが出演する「ザ・フィッシング」でした。そこには、本場アメリカで挑戦する大森プロの姿、「一筋縄では行かない世界」と解説する西山徹キャスターと泉和磨プロ、そして衝撃だったバスマスタークラシックという世界。この番組との出会いが、その後の道を決めたといっても過言ではないかもしれません。
そして高校を卒業後、すぐに渡米。後々、大学へと通うのですが、当初のアメリカでの生活は、壁にぶち当たる日々。英語はできない、人とのコミュニケーションがとれない、文化が理解できない。困難なことばかりでしたが、自分にはバスフィッシングがあったからこそ乗り越えられました。あの憧れの本場アメリカで釣りができること、本場のトーナメントを実際にこの目で見られることが、何よりも嬉しかったのです。
すべて自分から切り開いて行かなければ、道は見えてこない単身渡米。湖のマリーナに通い、「Please take me fishing! (釣りに連れて行ってください!)」と書いたプラカードを持ち歩き、地元のアングラー達に出会い、トーナメント参戦を開始。ローカルトーナメントで腕を磨き、FLW系のトーナメント・BFLで優勝。大学入学後、学校のバスフィッシングクラブに入会し、学生最後の学期には、全米大学生チャンピオンシップにて優勝を果たしました。
(Photo by FLW Outdoors)
大学卒業後は、フロリダの特殊な釣りを学びたいとの考えと、純粋に「あの憧れのフロリダで釣りがしたい!」という思いでフロリダの企業に就職。早速ローカルトーナメント、BFLに参戦。フロリダの釣りを勉強する日々を送り、ローカル戦では、優勝もしてきました。フロリダに移住して5年。会社に勤めながら環境と資金を作り、バスマスターエリートシリーズ・クラシックを目指して、2014年バスマスターサザンオープンに参戦中です。
まだまだ未熟者ですが、皆様、今後もよろしくお願い致します!
次回は、本場アメリカでの大学生トーナメントについてご紹介したいと思います。