速報でもお伝えされていましたが,先日ここフロリダ州キシミーチェーンにて行われたバスマスターサザンオープン第1戦にて,8位入賞を果たしました!
プラクティス期間中は大雨もあり天気は不安定で,なかなか当てとなる場所がないまま試合を迎えることとなりました。
(プラ最終日,沖のグラスエリアでTDバイブレーションType-Rにきたナイスキーパー)
試合初日。朝からどんよりとした曇り空,午後には雨模様。そんな天気だったので,巻物パターンに期待を込めて,前日に見つけた沖のグラスエリアで,TDバイブレーションType-Rを投げ続けるもののノーバイト。
やはりこのスポーニングが絡む時期,「寒波が来れば=レイクキシミーでパンチング。」という構図が自分の中ではできていたので,それで勝負することに。
初日は,4本でしたが写真のキッカーが入って,12lb3ozで45位スタート。
定番パドルホッグ4インチ,ジューンバグがこのキッカーをもたらしてくれました。
この時期のパンチングでは,食いが渋ることが多く,3インチ程度でスリムなワームが好まれますが,ここぞというところでサイズを狙うには,パドルホッグの大きなテールが効果的だと感じています。この日もそれがハマりました。
頭は少しだけカットして,マットに入りやすくし,尚且つ大きなテールのアピールは保持するセッティングです。
そして,2日目。打って変わって,快晴。魚がよりマットの中に入りやすく,パンチング日和。同じくレイクキシミーへと降ります。
しかし,北風が強く,前日のエリアは崩壊。それでも新たに場所を探し出し,パンチングで5ポンドを含む,約15ポンドのリミットをキャッチ。
決勝進出には,もう1本のキッカーが欲しいところ。レイクキシミーからレイクトホへ戻り,帰着まであと10分というところで,プリプラで見つけていたマットへ入りました。その1投目,ドスンというバイトとともにきたのが,6ポンドオーバー。無我夢中でハンドランディングをし,船上でガッツポーズしまくりました。
(Photo by B.A.S.S.)
2日目単日2位となる20lb3ozをウェイインして,7位までジャンプアップ!
そうそうたるメンバーの中,決勝進出となりました。
そして,最終日。周りにはエリートプロやFLWツアープロが並ぶ中でのテイクオフ。興奮度もマックスに,フルスロットルでレイクキシミーへ。
前日の勢いのまま,狙うは20lbで優勝だけを見ていました。
しかし前日釣りまとめたマットエリアは,プラからの雨の影響で,水位が上昇。マットが崩壊。そして,気温は上昇。
魚がスポーニングに向けて動き出していることが感じ取れ,この日も新たな場所を探す展開となったのですが,この日はキッカーフィッシュを入れることができず,
(Photo by B.A.S.S.)
5匹,8lb3oz,3日間のウェイトを40lb9ozとして8位フィニッシュとなりました。
決勝に残れば,ビッグウェイトで下からでも優勝を狙えるフロリダ戦だっただけに,非常に悔しい最終日でしたが,そのときの展開に対応しきれなかったのは,プラの進め方に問題があったと痛感し,課題も見つかりました。
今回初めての決勝進出となったわけですが,自分を信じて,その日その時で対応し,新たにエリアを開拓していく。そんな展開で決勝に行けたことが何よりも自信へと繋がりました。
バスマスターサザンオープンは,残り2戦。次はアラバマ州のスミスレイクです。
また,優勝,そして年間5位を目指して,ぶち当たってきます!
たくさんのご声援,本当にありがとうございました!
今後もよろしくお願い致します!