フロリダの北嶋です!
2017年シーズンが開幕となりました。
バスマスターサザンオープン、フロリダ州ハリスチェーン。
地元フロリダであるものの、実は普段あまり通わないフィールドということもあり、プリプラクティスの段階から全体をみて回りました。
トーナメントウォーターは、キャナルで繋がっている大小8個の湖。
その間はアイドリングオンリーで、時には移動に1時間以上かかるため、
どの湖に絞るかということがキーになる試合でした。
天気予報からも、魚はスポーニングモードに突入し、あからさまな水路等は混雑することが予想され、他人と同じことをしたくない性格の自分は、他の選手が見落としそうなものを意識して直前プラをしました。
結果、マイナーな湖ドラでのフリッピングパターンと、人気な湖グリフィンでの沖のTDバイブレーションパターンを元に勝負することに。
サイトの可能性も大いにありましたが、今の自分のサイト力では、このハイレベル戦で下手に手を出すより、フリップで勝負する方が上位を狙えると感じての戦略でした。
初日。最初のスポット、3匹目となるバスが、この7パウンダー!!
アドレナリン出まくり、これはキター!っとひたすら90センチのシャローを打ち続けました。
(写真、Bassmaster.com)
1/4ozのストレートワームテキサスリグに、USスティーズAGS741HFB+ジリオンSVTW9.1 + モンスターブレイブ22ポンドで撃ちまくりました。
アメリカでは、軽めとなる1/4ozをストレスなく操作でき、フロロラインの伸びに対処するための9.1ギアというチョイス。
プラの感触からは、もう1本ぐらいキッカーが入ってもおかしくないと思っていたもののサイズが伸びず。お昼ごろに魚が更にスポーンへと進んでいると感じ、会場のあるハリスへ移動。プラで見ていた激シャローエリアをランガンして、2回入れ替え。初日は14lb丁度、43位でスタートしました。
2日目。
ジャンプアップして決勝に行くには、20lbが必要。この時自分に残された可能性は、ドラ湖でのフリッピングでした。ここで1、2本前日のようなキッカーが入れば、十分可能性があると思い、朝数時間だけ勝負へ。
しかし、小バス2本のみ。
このままでは、完全に外してしまう展開。頭を切り替えて、1時間半かけてグリフィンへ移動。
ここからは全く違う展開で、沖のグラスをTDバイブレーションで攻略。
さすが今回の本命レイクなだけあって、早速バッティング。
それでも、キーストレッチを把握していたことと、TDバイブレーションType-Rの力のおかげで、他の選手が流した後でもグッドサイズの3、4ポンドクラスが入り、早速入れ替え!結局、最後までのこのストレッチで粘り、13lb14ozをウェイン。
少しだけ順位を上げて、34位入賞で終え、エリート昇格の年間成績5位への道は繋げました。
地元フロリダということもあり、優勝しか視野に入れずにプラを進め、
リスクの高いチョイスを追い続けてうまく行かなくなった状況からギリギリまとめたものの、2日目の朝からグリフィンに行く判断ができなかったのは、まだまだ甘い判断力でした。
サイトの技術面などの反省点も多く、今後の試合で改善できるようにまた日々、湖上へ向かいたいと思います。
今年も是非、応援よろしくお願い致します!
北嶋一輝
使用タックル:
フリッピング
ロッド:スティーズAGS741HFB
ライン:モンスターブレイブ22lb
ルアー:1/4oz テキサスリグ+ストレートワーム
バイブレーション
ライン:Jブレイド40ポンド+スティーズフロロ16lb
ルアー:TDバイブレーションType-R(T.Oシャッド)