今年リリースされたクランクベイトに『
RPM CRANK MID-1 WS(ミッドワン・ウエイクスペシャル)』が有りますが、皆さんはもうお使いになりましたか?
僕も遅ればせながら今年の夏より実際にフィールドで使わせてもらっているのですが、一言で言えば「誰でも使いやすいウエイクベイト」に仕上がっています。
これはありふれた言葉のように聞こえますが、キャスタビリティ、ロッドワーク次第で表層から水面直下までレンジ操作のしやすさ、そして明確にアングラーへ伝わる引き心地や、コンパクトなボディに搭載された前後の#4フックによるフッキングの良さ、そして重低音ラトルによるハイアピールなど、幾つもの基本性能が総合的に優れていないと使い手側からは「使いやすい」と体感出来ないはずです。
また目新しい機能は一時的に注目を浴びがちですが、名作と呼ばれるルアー達は優れた基本性能を備えたシンプルな作りか、そのルアーだけの大きな特徴を備えた唯一無二なアクションを演じるルアーではないでしょうか?
ところで現在市場には大きく分けて、表層にS字の航跡を残して殆ど沈まずにアクションをするウエイクベイトと、水面直下をアクションするウエイクベイトがあるのですが、後者の方がロッドワーク次第で表層から水面直下まで引けるレンジの幅が広がり、さらに沈めて引けるという事はロールアクションが主体のウエイクベイトに、ウォブルアクションの要素を加味して、より艶かしい動きが出せると個人的には思っています。
また激しいハイピッチな動きが特徴とも言える
MID-1ですが、#4フックを2本搭載している為、ショートバイトの多い状況でもバイトを弾かず、かなり高い確率でフックが2本バスに掛かる事が多くサーチベイトとして非常に活躍するシーンが増えそうです!
しかしあのステンレスリップ・・・ちょっと曲げてアクションを変えてみたいと思うのは僕だけでしょうか??(笑)
”テキサス特派員K”