さて・・・アメリカのトーナメントから一気にブレイクし、今年最も話題となった『アラバマリグ』ですが、先日琵琶湖で開催されたトーナメントでも優勝者の長谷川さんを初め、上位入賞者の殆どがキャストしていたという話を聞きました。
こちらテキサスでも本物は当然入手困難ということで、何度か自作して使ってみましたが、正確なサイズも分からず、おおよそのイメージで作った自作アラバマリグはジグヘッドやシャッドテールなど付けると「重い!!」の一言。
キャストし続ける内に「これは何かの罰ゲームか?」と思う程です(苦笑)。そんな自作アラバマリグのファーストフィッシュは・・・・
レイク・レイハバードでキャッチ(スレ掛かり)した丸々太ったスレッドフィンシャッドでした。
さてそんなレイク・レイハバード釣行ですが、最近では朝方氷点下近くまで外気温が下がったり、北寄りの季節風が強く吹いて湖が大荒れになったりと、厳しい状況に向かっている反面、ベイトフィッシュ次第では岸からこんな魚が時々狙えます。
日本でも一部の管理釣り場で楽しめるストライパー(ストライプドバス)・・・日本で言えばシーバスに近い魚なのですが、多少の水温低下でもベイトフィッシュさえ居れば高活性な魚で、掛けた後のスピード感がある強烈な引きはバスのトルクがある引きとはまた違ったやりとりの楽しさがあります。
ちなみにこのストライパーはキーパーサイズの18インチ(約45cm)だったのですが、この日は水面近くをシャッドが波紋を立てながらもじっていたり、盛んに飛び跳ねたりしており、それらを狙った鳥山が出来るほど。「これはトップでしょう~!」と沖に向かってフルキャストしたペンシルベイトを早めのドックウォークで引きまくっていると、ピックアップ寸前でいきなり水面が炸裂しました。
そしてまだまだビッグストライパーが狙える雰囲気だったので、ペンシルベイトを投げ続けると先程よりさらに激しい水柱が上がり、その直後にロッドは一気に満月に・・・。
鳴り続けるドラグを締め込みやり取りを開始しましたが、何度かの突っ込みの後に「フッ!」とラインテンションが無くなり、無念の思いで回収したラインの先には一気に伸ばされたスナップだけ残っていました(悲)。そんな事もありましたが、この冬の新たなターゲットが登場したのでちょっと楽しみです!!
”テキサス特派員K”