バスマスタークラッシックを終えてテキサスの自宅に帰った大森プロですが、ドイツのテレビ取材を受けたり、ダイワの撮影があったりと、あまり休む時間は無かった様子です。
そしてバスマスター・エリートシリーズ初戦が開幕。舞台のセントジョーンズ・リバーは、今までの経験から、上流に45分走ったところにあるレイク・ジョージが優勝エリアとなることが多いため、大森プロは、公式プラクティスの3日間はレイク・ジョージ一本に的を絞りました。
しかし、昨年に比べてサイトで確認できるバスの数が圧倒的に少なく、フィッシングプレッシャーも含めて更なる混戦が予想されました。
サイトで見つけたバスも、午後にならないと口を使わないことから、何かバックアップのパターンが無いか、トップウォーター、スイムベイト、チャターベイト等色々と試してみたそうです。その中でも、チャターベイトには時折ビッグフィッシュが混じりますが、それで5匹のリミットが揃うような簡単な感じはなかったとのこと。
試合はサイト中心。時々チャターベイトを織り交ぜての釣りで、初日11ポンド7オンスを釣って58位。実はこの日、KVDとサイトの名手ショー・グリスビーの間に挟まれ、エリアをシェアする形となってしまったのだそうです。
2日目はスタート地点近くのエリアから釣り始め、モーニングバイトを取りに行きました。その後、前日のエリアに行ったところ、たどり着いたころには二人ともビッグリミットを釣り終えていて、大森プロが残していたバスは釣られてしまっていたようです。しかしそれでも13ポンド15オンスをウェイインした大森プロは38位にジャンプアップして、3日目に駒を進めます。
3日目は朝から同エリアに入って10ポンド4オンスを釣り、更に順位を上げて29位フィニッシュ。
「今シーズン、好スタートを切れて良かった。次のオキチョビ戦が楽しみだね。」と大森プロは話していました。