すっかりテキサスも秋模様となり早朝は一枚ジャケットを羽織らないと寒さを感じるようになって来ました。今月早くも大きなコールドフロントがヒットして「もしかしてこのまま冬に??」なんて不安を抱きましたが、天気の良い日中は非常に過ごし易いシーズンになりました。
しかし今月は本業の仕事が異常に立て込んでいてなかなか釣行に時間を割けず、ようやく先日3時間ほど所用の合間にフィールドへ行く機会を得ました。短時間でもフィールドに足を運ぶと秋の気配を色々と感じることが出来ますね。もうテキサスでは標準となる半袖短パンでは寒くて釣りどころじゃありません・・・(苦笑)。
まず時間が少ない為、ショアライン沿いや見えるストラクチャー、カバーをテンポ良く探る為にDフロッグをチョイス。

水に手を漬けてみると1ヶ月前に比べてかなり水温低下を感じる時期ですが、まだまだ表層系で釣るのには問題無いと判断してDフロッグをキャスト(カラーはお気に入りのマッドブラウン)。
この時フロッグを引いてくるスピードを通常のスピードにしたり、首振りを多く入れて遅くしたりしましたが、通常のスピードでもまだ問題無く水面を割るコンディションの良いバスが居ます。
この日は短時間ながらDフロッグで3バイト2フィッシュ、あとはノイジー系のクランクベイトで1本という結果でしたが、どのバスもコンディションが良く掛けた後の引きも強烈で、まだまだ表層系の釣りがタイミングさえ合えば楽しめそうな状況です。

フィールドでは一気に水中の様子が変わり、夏場に生い茂っていたグラスも激減していますが、逆にアイソレート(孤立)したグラスパッチなどはバスがついて居るか、居ないかの判断は非常に素早く判断出来、意識すれば短時間でも多くの場所をカバーする事が出来ます。
例えばフロッグなどで何かしらバスの反応があれば、例えバイトに至らなくても水面下を意識した釣りにする事で更なる1匹を手にするチャンスも増えますので、陸っぱりをされる皆さんも秋はスピーディーな釣りで広範囲を探るよう心掛けてみてはいかがでしょうか?
”テキサス特派員K”