クラッシック本戦も-7℃と、凍てついた朝を迎えました。
スタート前のライブウェルチェックでライブウェルの蓋が開きません。慌てて水をかけては、プライヤーを使ってこじ開けますが、中々手間取りました。ちなみに試合中でも、きっちり閉めると蓋がまた凍って開かなくなりまた水を掛ける破目に。学習したので、今度はやや浮かせて閉めるように注意するほどでした。
さて向かうはメインエリアに選んだエルクリバー。
スキーターを走らせるとカキ氷を食べた時のように頭がキーンと痛い程に寒い。このクリークはメインリバーとは違った支流から入る大きなインレットがあるので、通常は水温上昇が早いのですが、逆に前日の寒い雨の影響を大きく受け、8~9℃あった水温が一気に3~4℃に低下しました。
メインにしていたRPMクランクMID-10で一匹釣るも、その後はショートバイトはあるもののフックアップに繋がりません。シャッドラップとジグも使い4匹釣りますが、バラシもあり、リミットメイクに至りませんでした。
二日目も朝10時ぐらいまではエルクリバーでビッグウェイト狙いを検討しつつ、状況によっては中流から下流への移動も検討しながらのスタートとなりました。バックウォーターで朝からキーパーを手にしますが、狙っているバスとはかけ離れているので、少しでも水温上昇したタイミングで、メインエリアでMID-10をまた巻きます。
このタイミングで3発、5.5 lbを含む狙っているサイズがMID-10レッドクローにバイトし始めました。後一匹、5 lbクラスを釣れば、明日の決勝に繋がります。このプラクティスからの、このエリアのポテンシャルを見てきただけに下流域への移動は中止し、後は信じてとにかくゆっくりリトリーブする事を自分に言い聞かせて、キャストとリトリーブをひたすら繰り返しました。
ショートバイトは有ったものの、残念ながらノンキーパーを一匹釣っただけで、初バスマスタークラッシックが終わってしまいました。
悔しい気持ちは当たり前ですが、現地に応援に来てくれた友人やスポンサー各社の方々や家族、そして日本から応援してくれている皆様と最高の時間を共有できた事には大満足です。
宮崎友輔は、思いっきり全力で戦いました。
皆様の応援は、届いていました。
今後も精一杯戦いますので、引き続き応援の程を宜しくお願い申し上げます。
宮崎友輔