既に夏本番のテキサスではフィールドのグラスが一気に育ち、フロッグシーズンも本番となって来ました。さて今回は大そうなタイトルを付けましたが、少し意識して狙う場所を変えるだけでビッグフィッシュが狙える確率が高まるアプローチについてご紹介しようと思います。
通常フロッグでアプローチする場合、そのスナッグレス性を活かしてカバーの際ギリギリやグラスマットの上を引いて来る事が多いかと思いますが、敢えてグラスエッジやリーズから少し離れた『ちょい沖』を狙います。
中空ボディによる甘い着水音とナチュラルな水押しやスプラッシュはハードベイトのトップウォータープラグとは全く別のアピール力が有り、スポーニング時期から夏本番にかけてそのような場所にサスペンドするビッグフィッシュに効果的だった経験が何度もあります。
今回の釣行時も敢えてそのような場所をDフロッグで狙うと豪快な水柱が立ち、手にしたのは余裕で50cmを超えるビッグバス。
産卵から回復傾向のバスは非常に引きますが、このバスもとんでもなく左右に走りまくって最後はグラスの巨大な塊に・・・
それでも何とかランディング出来てガッチリ下アゴを掴んだ時には感無量でした。フロッグフィッシングの醍醐味は色々有りますが、まだまだアプローチや使うフロッグ、タックル次第で色んな世界が広がりそうなジャンルの釣りですね。
”テキサス特派員K”