バスマスターエリートシリーズ第4戦はジョージア州ウエストポイントレイクで行われました。
2年前に訪れたとき、上流域のフリップで良いパターンを見つけていたのですが、雨による濁りにやられて93位フィニッシュという、ここ数年で最悪のスタンディングだったこともあり、昨年2回もプリプラに行き、ウエストポイントの特徴と対策のケーススタディーを念入りにこなしました。
ウエストポイントはスポッテッドバスは比較的容易にキャッチでき、タフな試合になればなる程、スポッツでのリミットメイクやミックスバッグが重要になります。当然、上位入賞を狙うには、難しくてもラージマウス狙いが重要になるレイクでもあります。
オフィシャルプラクティスからラージ1本に絞ったプラクティスを遂行しました。
スポッツ狙いも、今思えば少し手を出しておけば良かったのですが、フラットサイドクランクやRPMスピナーベイトで、ラージ&スポッツがミックスバッグ比較的イージーに釣れていたので、あえてスポッツ狙いは止め、ラージに探しに専念し、かなり良い手応えを感じていました。
試合初日ポッパーとフリップで釣りまくるも、キーパー2匹で4lb台のウエイト。
上流域で約20匹のラージを釣ったのにノンキーの嵐で、90位スタートと最悪。数年前同様、またも上流域で勝負してこの結果に、正直これまでかと少し思いました。
それは、あれだけプリプラで下流域~中流域もチェックしていたにも関わらず、またも上流域にやられた、自分自身のエリアを読む甘さなのか、試合の状況判断を読み間違えなのか、試合の流れを引き寄せられない今シーズンの悪い部分が出ていました。
それは初日7lbで50位というローウェイト戦の状況を読み切れておらず、最後の1~2時間をスポッツに当ててリミットメイクしていれば、二日目の展開が開けてくるのに、ラージに固執して試合全体が見えていない。
これでは試合の流れが、自分に向く訳はありません。
二日目はこうなったら開き直って、このままラージ狙いを突き通すしかなくなっていました。
文字数が多くなったので、二日目のシーズン土俵際の打っちゃりは次回へ続きとします。