最初にお知らせします。
D-スプーンマグナム(仮名)は、発売するかは未定でテストの結果次第です。
来シーズンバスマスターエリートシリーズやオープン戦で、マグナムサイズの
スプーンが活躍しそうな試合が有りそうなので、現在プロトを作っている
ところです。
皆様の要望も多ければ、発売に漕ぎ着けるかもしれません。
D-スプーンの類似品も出ているようですので、オリジナルD-スプーンや
他のルアー同様にテスト内容を見せられる範囲で、Ultimate USAにて
紹介していきますね。
今年の7月ぐらいから、アメリカのトーナメントシーンで大爆発したのは、
マグナムスプーンと呼ばれるベン・パーカー(元エリートプロ)デザインの
大型スプーンです。
ビッグスプーンの聖地であるレイクフォークでも、早々にこのマグナムサイズの
スプーンが数社からリリースされ、帰国前に試して見ました。
それぞれに特徴があるのですが、私の場合は、トーナメントにおいて、
よりスピーディーに、そしてライントラブルやフッキングからのキャッチ率を
下げないようにということを気にしているので、やはりD-スプーンの血を受け継ぐ
物が欲しくなり、直ぐにルアー担当に連絡を入れました。
(D-スプーンはレイクフォークローカルベイトであったフラッタースプーンを
長年使い、どうしても改良したくなって、独自の形状やベンドカーブが
生まれました。)
これは実話ですが、現在のD-スプーン1-1/2と3/4に追加でワンサイズ
大きい物と小さいサイズのプロト製作をお願いしていて、このオフシーズンに
テスト予定だったところに思いがけなくスプーンブームがアメリカで起こりました。
それも自分の考えていたサイズを遥かに上回る大きさ!
アメリカ人の大胆な発想には今だ驚かされます。
もう一つ驚いたのは、日本では流石にこのサイズは使用しないだろうと
思っていましたが、帰国中に皆さんから「友輔さん、マグナムサイズの
D-スプーン期待してます!!」と言われたこと。
またD社に出向いて再度サイズと形状を詰めてきました。
余り詳しく書くと担当者に怒られそうなので、このぐらいにしておきます。
そんなこんなで、急遽サイズ変更をお願いしていた物が届いたので、色塗りして
テスト用にベンドカーブを変えた物をハンマーで叩いて数種類作ったりして
実釣り開始です。
宮崎友輔