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• Vol.9金光忠実が最近のお薦めルアーを解説！
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• Ultimate U.S.A 　動画Vol.5を公開！　内山幸也がＲＰＭクランクを駆使し、本場のバスフィッシングを公開！
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• 水面下３０ｃｍの攻防
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赤羽修弥が2010年のお薦めタックルを解説！

2年連続W.B.S. アングラー・オブ・イヤーを決めた橋本卓哉が２０１０年の勝負タックル（お気に入りタックル）を解説！

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帰国の日、バスマスターオープンにも参戦している佐藤義一さんが成田空港に迎えにきてくれて、WBSのプロ数名とそのまま夕食を食べ、早速バス談義に花が咲きました。その数日後にはULTIMATEに頻繁に登場する、金光プロとダイワルアー担当者の方と食事に行き、RPM CRANK MID-1 WSの有効性を金光プロから色々と聞き出しました。

霞水系ではボートが進入できない場所も多く、そういったスーパーシャロー攻略に適しているとのこと。また、レイダウンや浮き草系、葦、リップラップにいる表層を意識したバスは、攻撃的でウェイトやサイズも良いそうです。大半の人はテキサスリグやノーシンカー打ちをしていて、ノーマークだそうです。コンディションによってウェイクから水面下３０ｃｍを使い分けることによって、面白いように狙って釣れるそうです。MID-4との使い分けも、気になる所です。

どうやら、その辺のキモを金光プロは理解しているようで、色々と教えて頂きましたが、ご本人曰くシークレットにしたいルアーだったそうです。そういえばアメリカ、琵琶湖で活躍する内山プロも、RPM CRANK MID-1 WS　の有効性をULTIMATE USAの動画やULTIMATEで詳しく語ってくれています。

二人とも、表層～水面下３０ｃｍの攻防がカギのようです。ウェイク系の基本に気が付いているようで、私も若手に捲くられないようにRPM CRANK MID-1 WS　をもっと投げたおして見たくなりました。

YUSUKE

アメリカ中南部でポストスポーン時季から沖に出たバスを、効率よく探すには15～20フィートダイバーのディープクランクとフットボールジグ、8～10インチワームのテキサスやキャロライナリグが一般的である。トーナメントにおいても、かなりの試合で優勝者や上位入賞者がこのリグを多用している。試合の合間を見つけては、自分の不得意であるディープの釣りを練習している。先日も友人ジェフとレイク･フォークにフットボールジグの練習に行った。ご当地リグとしては、1/2～3/4オンスのフットボールジグに10インチワームの組み合わせで、ティンバー絡みでのスイミングとホッピングを組み合わせた独特の使い方である。私は、ずる引きで釣れないと中層をスイミングさせて使っている。釣果はまずまずで7ポンドを筆頭に、スティーズ ハリヤーを飽きない程度に曲げてくれて大満足であった。


さて宮崎友輔的な、試合でのフットボールジグタックルセッティングを紹介しよう。
3タックルをフィールドシチュエーションやフットボールジグの重さで使い分け
スティーズ671HMHFB　＋　チームダイワジリオン100SH　フロロカーボン12 ～ 16 lb 　FJ　3/8 ～ 1 OZ
フロッガーは急深なリザーバーでの岩盤の釣りで、ショートキャストでバーチカルジギングに近い状況で使用することが多い。
スティーズ701HMHXB-XTQ　＋　スティーズ100H　フロロカーボン　12 ～ 16 lb　FJ ¼ ～ ½ OZ
ハスラーでは、スイミングジグやフットボールをフルキャストしてのずる引きやスイミングで使用。
スティーズ7011HFB-SV　＋　スティーズ100SH　フロロカーボン　16 lb　FJ ½ ～ 1 OZ
ハリヤーでは1/2オンス以上のフットボールジグ、特に使用頻度が高い3/4オンスをキャストしてホップさせたり、ずる引きしたりと幅広い使い方が出来る。
ブラックレーベルのPF701MHFB やPF701HFBも今後出番が増えていく事でしょう。

フロッグスペシャルと呼ばれるこのFR701MHFBは、プロトタイプ作成からロッド技術部担当Iさんと何度もメールや電話のやり取りをし、昨年初夏に一緒にプロトロッドを持って実釣りに出掛け、その後も赤羽プロを始めとするフロッグ使いの方々の意見を存分に取り入れ出来上がったロッドです。そういえば、昨年秋に並木プロがアメリカ取材で来られた時も、特にこのFR701MHFBには関心が強く、家にあった数種のプロトタイプは基より、今まで歴代、私が使用してきたバトラーハリヤー、スティーズハリヤー、ハスラー、サンプルの他社のフロッグロッド等を持ってポンドに出掛け、投げ倒してキャストやフロッグへのアクション、フッキングの強度などを細かくチェックし、的確なアドバイスをして頂いた事も思い出します。担当者Iさんはさぞ大変だったでしょう。フロッグはテクニカルキャストが多く、スキッピングを始めとして細かいキャストも多いのですが、ボートが進入できないような、スーパーシャローへのロングキャストの出番も多いものです。キャストやフロッグのドッグウォークとスライド幅を考えると、テーパーをレギュラー寄りにして、使用感をアップさせるのは簡単ですが、グラスやリーズエリア、レイダウン等のカバー周りでの使用が多く、ただでさえキャッチ率の悪いフロッグフックをフッキングに持ち込む事を重視すると、ファーストテーパーにアドバンテージがあります。その微妙なテーパーと硬さを作り手と使い手の両方が理解することが、一番苦労したところだったと思います。個性の強いメンバーをまとめるには、かなり苦労されたことでしょう。
フロッグ専用ロッドとありますが、クランク、バイブといった巻物も、また抜群のキャストフィールとフッキング感があり、ライトテキサスやノーシンカーの釣りも高いレベルでこなします。実際、私もこのロッドをライトテキサスに使用します。丘っぱりで、バーサタイルな一本を選べと言われれば、間違いなく私はFR701MHFBを選びます。それぐらい扱い易いロッドに仕上がっています。フロッグフィッシングで お勧めのセットアップリールはジリオン100SH ＋PE 55～66 lb です。
6月初旬までに、既にこのFR701MHFBでのフロッグフィッシングで 192匹ものバスを手にしています。それほど、惚れ込んだ一本です。
PE専用ガイドやブランク特性をもっと説明したいところですが、機会があればWEB　TVで映像でお伝えできれば幸いです。
Written by Yusuke